商標権者には、他人がいかなる方法でもその商標を、商標権者の許諾なく使用することを防ぐための排他的権利が与えられます。

なお、フィリピン商標法では以下の2種類の権利侵害が規定されています。

  1. 登録商標権侵害:登録された商標と類似又は同一の標章又は包装箱を用いること
  2. 著名商標侵害:著名商標との関連性を示すような標章の使用(登録された著名商標とは異なる指定商品・役務であっても権利侵害となり得ます)