日本の特許庁では、スタートアップを支援するため5つの施策を行っています。

その一つとして挙げられるのが、知財を活用した海外展開を支援する「ジェトロ・イノベーション・プログラム(JIP)」です。これは海外のアクセラレーターと連携し、国内のブートキャンプ、現地メンターによるメンタリング、現地イベントの出展を提供するもので、2018年度は、シリコンバレー、深セン、ベルリン、ASEAN(インドネシア・タイ・マレーシア)で実施されました。

スタートアップの多くは、知財に関心を持っても何をすればいいのか分からないというのが実情ではないでしょうか。特に海外展開を視野に入れるとその不明瞭さはより深刻です。しかし、この特許庁のスタートアップ施策はそのような課題の解決の一端を担うものとして期待されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です